顎関節症
顎関節症について
顎関節症は、あごの関節の痛み、雑音、異常運動を主症状とする状態のことです。
これらの症状の原因としましては、
・関節軟部組織の過緊張
・咀嚼筋の過緊張
・肩こり
・ストレス
・咬み癖 等が考えられます。
ほとんどが筋肉による異常です。不均等な咬み癖や肩こり等により、顎関節が正常な位置に収まらず、関節軟部組織に負担がかかり症状が出現します。また、ストレスによっても夜中歯ぎしりをおこし、顎関節症になる場合もあります。
鍼灸での治療法
鍼灸では、過緊張を起こしている筋肉をほぐしていき、顎関節を正常な位置に戻していきます。主な筋肉としましては、側頭筋、胸鎖乳突筋、内側・外側翼突筋、咬筋、顎二腹筋等になります。顎関節の治療に関しては、治療後顎の開口がスムーズになったとすぐに実感できることが多いです。
また、上記にも記載しましたが、ストレスによってもおこります。最近、旦那が歯ぎしりをするようになったと感じている方は、もしかするとお仕事でストレスを感じているかもしれませんので、ストレス発散を勧めて下さい。