体外受精(IVF)成功率に対する鍼灸治療の効果
今回はイギリスで最も権威のある新聞『英国タイムズ』で紹介された『体外受精成功率に対する鍼灸治療の効果』の記事についてご紹介いたします。
イギリスの研究チームがIVF治療を受け始めたカップル127組を対象に、IVF治療+鍼灸治療(4週間)のグループとIVF治療のみのグループで妊娠率を比較した研究になります。
研究結果は下記の通りです。
対象(計127組) | 妊娠率 |
IVF治療のみ | 21.7% |
IVF治療+鍼灸治療 | 46.2% |
鍼灸治療を行った方が妊娠率が良いという結果になりました。
しかし、この結果は『プラセボ効果だ』という意見や『鍼灸はIVF治療に対する患者のストレスを軽減させ、妊娠率を向上させる有効な手段という可能性がある』というような意見もでたそうです。
実際に当院でも、IVF治療を行っている患者さんは沢山います。
その方々は採卵時の卵胞の個数が増えたり、子宮内膜が厚くなったり、受精卵の成長やグレードがあがったりというような現象がみられ、妊娠につながっています。
詳しくはこちらをご覧ください。 ➡不妊症
このように鍼灸がなかなか赤ちゃんができにくい人に対し、少しでも有効とされるような論文が沢山でて、少しでも不妊で悩む方々が減ればいいなと思う今日この頃です。
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