【症例】34歳 女性 第1子希望 多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症
H28年5月に当院に来院。来院時の年齢は32歳。
第一子と冷え性改善で来院。産婦人科には2年前から通院し、高プロラクチン血症、多嚢胞性卵巣症候群と診断された。しばらく、産婦人科には通院していたが、待ち時間や通院のストレスにより、通院をやめ鍼灸治療を希望した。
その他の検査では異常なし。
夫の精子にも異常なし。
生理周期において以前は27~28日周期であったが、最近は22~23日周期になった。生理痛あり。
仕事の都合もあり、2週間に1回の鍼治療を開始した。自宅ではお灸によるセルフケアを毎日行うよう指導。
治療を開始し、初めての生理で生理痛がなくなったが、生理周期は23日であった。
鍼灸治療を継続していくうちに、生理周期が24日というのが多くなった。
H28年12月の健康診断で左の卵巣が腫れているとの指摘をうけ、H29年1月に病院を受診した。
受診した結果、子宮内膜症との診断を受けた。
子宮内膜症との診断を受けてから、再度産婦人科への通院を開始。
H30年4月からスーパーライザー治療を導入にあたり、週1回の治療に切り替えた。
H30年6月に人工授精を実施。
結果は陰性。
H30年10月に2回目の人工授精実施。
結果は陽性。
現在は治療目的をつわり軽減と流産予防のため、鍼灸治療を続けている。